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カブトムシの寿命は11月まで? 飼育と野生の違い

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カブトムシの寿命は一体どのくらいなのか?

飼育されている中には11月、12月まで生きる個体もいるようです。

でも、これには理由があります。

もともと野生のカブトムシは夏が去るとほとんど見られなくなります。

カブトムシを飼っている人はできるだけ長く生きてもらいたいと思うものですが、それには色々と工夫をする必要があります。

カブトムシ 寿命11月.jpg

カブトムシを長生きさせるにはどうしたらよいのかコツをまとめてみました。

野生のカブトムシの一生



野生のカブトムシはおおよそ次の様な一生を送ります。

◆卵

成虫が交尾して、卵が産み落とされるのが7月から9月にかけてです。

◆幼虫

卵が孵化して幼虫になります。

10月から翌年の4月ごろまでは土の中で幼虫として過ごします。

◆蛹

冬の間冬眠していたカブトムシは4月くらいになると活動し始め、蛹になる準備をします。

蛹になると活動はせずに、じっと土の中で体が出来上がるのを待っています。

6月くらい。

◆成虫

蛹になってから3週間から1ヶ月くらいで成虫に羽化します。

カブトムシは羽化しても直ぐには地上に出てきません。

体が硬くなってから、地上に出てきます。

7月から8月には成虫として活動します。

そして、9月には野生のカブトムシはその一生を終えます。


こう見てみると野生のカブトムシの寿命は約1年ほどです。

長くても15か月くらいと言われています。

飼育されているものはこれ以上長く生きるものも珍しくありませんが、それには理由があります。

カブトムシが死ぬ原因



野生のカブトムシは季節の移り変わりによって自然に寿命を迎えて一生を終えます。

この中でカブトムシの寿命を決める要因

・気温
・食べ物
・外敵
・衰え

の4つです。

自然の中で生きていれば当たり前ですが、飼育するときもこれらを知っておくことで弱らせることなくカブトムシを育てることができます。

◆気温

カブトムシは夏の昆虫の象徴ですが、地上で生活する成虫は外気温の低下に対応できません。

変温動物なので、越冬することが出来ずに秋の深まりとともに死んでしまいます。

◆食べ物

自然環境の中ではカブトムシの主食は樹液です。

木々は季節が進み、気温の低下とともに樹液を出す量が減って、冬場にはほとんど出さなくなります。

食べ物も、季節の進行とともに自然と減ってしまうわけです。

また餌の確保にも他のカブトムシとの生存競争があり、生き残れる個体も限られてきます。

◆外敵

野生のカブトムシは幼虫の時代から様々な外敵に狙われています。

幼虫時代にはモグライタチ

蛹になってもミミズ

成虫になり外へ出ると

が天敵となります。

カブトムシの成虫が夜行性なのも、この外敵を避けるためと言われています。

◆衰え

どんな生き物でもそうですが、体力の低下は餌をとる能力、外敵から身を守る能力が落ちてきます。

この体力の衰えはすべてに関係します。


このように野生でいきていくことがとても厳しいことが分かります。

飼育するときにはこういったストレスを取り除くことが寿命を延ばすポイントになります。

11月以上まで生かす飼育方法



飼育されているカブトムシは野生に比べると降りかかってくるリスクは非常に少ないのが分ります。

でも、最後の要因の「衰え」は避けられません。

カブトムシが長生きする為には

・温度管理
・栄養
・環境

を工夫して快適なものにすることがポイントです。

これらの方法は成虫の飼育に関してです。

◆温度を最適に保つ

カブトムシにてした温度は20度から28度くらい。

湿度も適度に必要です。

飼育ケースをつかって飼う時には、蒸れすぎず、カラカラになりすぎずといった感じにしておきます。

通気を保つには穴をある程度開けておいたり、余分な水分を取り除くには新聞紙を蓋とケースの隙間に挟み込んでおくなど工夫をします。

室温の変化は屋外ほど急激ではなく、エアコンをつけたりすれば冷え込む秋口でも適温を保てます。

◆適切なエサで栄養補給

カブトムシ専用のゼリーが販売されていますが、なかなか優秀です。

保管しやすく、傷みにくく、手軽という点で今は餌の主流になっています。

自然の食べ物では

バナナ
リンゴ

が特にお勧めです。

NGな食べ物としては

スイカ
メロン

です。

昔はカブトムシのエサはスイカとメロンのイメージが強かったですが、

水分が多すぎる食べ物を与えるとおしっこの量が増えてケース内が不衛生になりやすいです。

それにお腹を壊すこともあるそうで、これも寿命を縮めてしまうことにつながります。

ただ、カブトムシを飼った経験では、

自然の果物をあげた後はゼリーを食べなくなりました。

やはり味はいまいちなのでしょうかね。

◆飼育環境

ケースを含めて快適な住み家を用意してあげます。

・ケース

やや大きめを選びます。

・土、マット

十分に入れて潜れるようにしておきます。

夜行性なので日中はもぐっていることも多いでしょう。

針葉樹のマットはカブトムシが苦手にしているのでお勧めできません。

・小枝、止まり木

カブトムシが若いうちにはそれほど気を遣わなくてもよいですが、衰えるにつれて小枝を適当に入れてあげるようにします。

これはもし、ひっくり返った時に掴まって元に戻れるようにするためです。

人間の場合に例えると、階段の手すりなどの様な役割をします。


こんな感じで、環境を整えてあげてください。

カブトムシが衰え始めたら



野生のカブトムシの寿命は9月ごろには尽きてしまいます。

飼われているカブトムシはそれ以上生きることも稀ではなくなっていますが、こんな兆候が出たら体力が落ちてきているサインです。

◆カブトムシの衰えのサイン

飛ばなくなる
動きが緩慢になる
ひっくり返ることが多い
ボケ?ているような行動が見られる

カブトムシは夜になると盛んに飛ぼうとします。

ケースで飼育していても、羽根音を聞いた経験を持つ人も多いと思いますが、それが次第にしなくなります。

野生のカブトムシは餌を探して跳び回りますから、この行動が見られなくなるともう自然の環境では餌を探したり、外敵から逃げることも出来なくなってしまいます。

これと同時にケースの中での動きもゆっくりになっているはず。

ひっくり返ってもなかなか自分では起きられないようになったら、体力もだいぶ低下しています。

カブトムシも飼育というよりは介護される状態になったといえるでしょう。

◆老齢のカブトムシの世話

体力に衰えの見えたカブトムシにはできるだけ体力を消耗しないようなストレスのない環境で飼育することが寿命を延ばすポイントです。

体力の消耗につながることは

・オス同士のけんか

若い時ほどではなくてもあり得ないことではありません。

それに年を取ってくるとオス同士で交尾しようとしたりすることもあるので、これも死因になったりすることもあります。

この場合は別のケースに移したりして対処します。

・転倒してもがく

若い時なら転倒してもすぐに角をつかって起き上がったりできますが、年を取るとそれが出来なくなります。

先程も触れましたが、小枝など掴まるれるものを多くいれて、手すりの代わりにしましょう。

・マットの交換

マットは清潔に保ちたいものですが、体力が衰えてからのマット交換は慎重に行いましょう。

すべて新しいマットに交換することはせずに、半分以上は今までのマットを残して新しいものを追加するような感じにします。

お年寄りのカブトムシにはマットが入れ替わるということは環境の変化と同じでストレスが大きいのです。

今まで潜っていたのに変えた時から止まり木の上に出てしまっていたり、なじまないようでした。

交換をするならコバエが出るようになる前に少しずつ行って、極力慣れた環境を変えないようにしてあげてください。


カブトムシも人間と同じで年をとれば自分ではできないことも多くなります。

飼われているカブトムシはエサを摂ること、外敵から身を守ることという面をクリア出来ているので、

大切に世話をすれば11月、12月くらいまで生きてくれると思います。

一度飼ったなら、与えられた寿命を全うさせて見送ってあげたいものです。

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