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初盆の準備 臨済宗の場合

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初盆は故人が無くなって49日を過ぎて初めて迎えるお盆です。

毎年のお盆とは違う特別な期間なので準備もしっかりとしておきたいもの。

初盆で盆棚を準備する宗派は臨済宗、真言宗、曹洞宗、浄土宗、日蓮宗、天台宗です。

宗派により、やり方が違う事を気にかける人が多いですが、大きく影響するのは地域の習慣による違いです。

初盆は菩提寺のお寺さんの僧侶に読経をしてもらう事になりますが、どのくらいの人数が集まるのか、どこでやるのかなど事前に知っておかなければなりません。

今回、紹介するのは初盆を自宅で盆棚を準備して行うときの準備についてお話します。

初盆全体についての準備の段取りはこのブログの記事初盆のお布施の金額は臨済宗でいくらくらいなのか?の後半で触れていますが、

実際の臨済宗のお寺の実例を交えて、

準備する盆棚についてのお話を中心にしたいと思います。

臨済宗のお寺の初盆の実例



ここで紹介するのは臨済宗のあるお寺が、初盆を迎える檀家のかたへ気を付けて欲しい事をまとめた事例です。

◆7月に初盆を迎える方

・7月1日、棚経の廻り順を寺の寺の玄関に掲示

・同時に手紙で各お宅に日時を通知します

都合の悪い方はお寺に連絡ください

・7月の上旬までに初盆の飾りつけを済ませておく(親族、縁者などが早めにお参りすることがあるため)

・初盆の経棚の都合がつかない場合は、前もって連絡を

位牌を持参で、お寺の檀徒会館で各家庭別に棚経を読む

・8月に初盆を迎える家庭は別途に連絡をする

・仏壇飾り、お供えなどはいつお参りしても良いように準備しておく

・棚経の時間は玄関を開けておく、

・読経後の飲み物は不要


このように初盆を迎える方々にお知らせをしています。

菩提寺の方から連絡してくれますから、連絡をもらったら早めに準備をしましょう。

具体的な準備については前記のブログの記事初盆のお布施の金額は臨済宗でいくらくらいなのか?を参照してください。

宗派によっても違いはあるのですが、もっとやり方に影響するのは地方による違いです。

地域によるお盆の違いは?



細かく見て行くと、住んでいる地域によってかなりの違いがあるので全てを紹介することはできませんが、

代表的な地方による風習の違いを紹介します。

◆東北地方

例えば宮城県では盆舟を流します。

船のかじ取りは亡くなった人の魂がするとされています。

今はこの舟をお寺に持ち寄るようになりました。

青森では、火流しと呼ばれるものがあります。

長さ3メートル、幅1.5メートル、帆柱3メートルの舟3隻に火を付けて、若者が曳着ながら川を下ります。

◆長野県

迎え火の時に、川辺に出て、仏様を背負ってくる時の恰好で家まで帰ります。

「じいさん、ばあさん、このあかりでおいでおいで」と唱えながら帰るのです。

◆静岡県西部

自宅でお寺様が来てお経をあげる内施餓鬼

お寺で檀家の方が集まって行う合同の法要をする内施餓鬼

とを初盆の時に行います。

この時はそれぞれ違う日にちに行います。

◆関西

地蔵盆と呼ばれる、8月23日から24日に行われる行事が有名です。

これは子供たちが主役のお盆です。

地域で祀ってあるお地蔵さまにお供えや飾り付けをします。

場所によっては数珠回し(大きな数珠を囲んで座り、お経にあわせて順々に回す事)も地蔵盆の朝に行われます。

◆九州

長崎県の精霊流しが有名です。

このほかに、福岡の方では綱引きを行い、その年の運勢を占う事も行われます。

これは、目蓮尊者が母親を地獄の釜から引き上げたことに由来するといわれています。

◆沖縄県

エイサーと呼ばれる伝統的な盆踊りが行われます。

この世に降りてきた御先祖様を太鼓をたたいて再びあの世へ送り出すと言われています。


一般的なお盆の他にこのように先祖の霊を迎えたり送ったりする違いがあります。

自分の住んでいる地域によってお盆の風習も違ってきますから、準備するものなどもそれに従って買いそろえましょう。

盆棚の基本的な用意



自宅で初盆をやる時に欠かせない盆棚の用意をしましょう。

宗派が同じでも地域によって揃えるものが違ったりすることはざらなので、詳しくは近くのお寺、菩提寺に尋ねるのが間違いありません。

ここでは、盆棚を作る時の基本的な用意をチェックしましょう。

最低限のものなので、これだけは揃えておきます。

・盆提灯

初盆用は白ばりの家紋が入った一対のものが正式な提灯です。

お盆に入る一週間前には自宅にあるようにしたいので、菩提寺から初盆のお知らせが来たらすぐに注文しておきます。

近親者から贈られることも多いようです。

最近はあまりこだわらない方も増えていて、普通の盆提灯で代用しているようです。

初盆用の提灯は一回きりしか使えません。

・経机、小机

盆棚を飾るためのものです。

丁度よい大きさのものを使います。

正式には祭壇をつくって故人の魂をお迎えしたのですが、大きな祭壇は最近の住宅事情からあまり作ることもなくなりました。

普通のお盆の時なら、仏壇に飾り付けをしても良いかもしれませんが、初盆の時は机やテーブルで作って故人の魂を迎えましょう。

・青竹、葉の付いたもの

四本用意して、机の四隅に縛って立てます。

・しめ縄用の縄

竹の上部に張る縄です。

・まこも、敷物

経机、小机の上に敷きます。

・お供え物

主に夏野菜や果物です。

故人の好物を添える事をお忘れなく。

・茄子の牛、胡瓜の馬

今では作られたものを売っているのでそれを使っても良いでしょう。

昔は茄子と胡瓜にお柄を指して、それぞれ牛と馬に見たてました。

馬は故人の魂が早くこの世に帰ってこれるように、牛はゆっくりとあの世に帰ってもらうための乗り物です。

・生花

とげのあるものを避けます。

・水の子

茄子やキュウリをサイの目切りにしたものに洗った米を混ぜて清水を満たします。

これを蓮の葉の上に盛る地方もあります。

・ほおずき

ほおずきを提灯に見立てて盆棚に飾ります。

しめ縄に挟んで飾ることが多いです。


地域によって多少違いはあるかもしれませんが、基本的な飾りはこれだけです。

一例として、この画像を見てください

pic01.gif
出典:http://www.ohnoya.co.jp/faq/dictionary/obon/bondana.shtml

各番号はそれぞれ、

①素麺(喜びを細く長くと言う意味)
②昆布(喜びを表す)
③ほおずき
④生花
⑤茄子の牛、胡瓜の馬
⑥水の子
⑦みそはぎの花(精霊花)
⑧夏野菜、故人の好物


①、②、⑦は上の準備として挙げなかったものです。

地域の風習によって必要なものを追加してください。

臨済宗をはじめ、真言宗、曹洞宗、浄土宗、日蓮宗、天台宗など盆棚を飾る宗派の方は早めに揃えて、忘れ物がないかどうかしっかりと準備をしておきましょう。

なお、食事の手配や、僧侶に渡す御布施やお車代などについては前の記事初盆のお布施の金額は臨済宗でいくらくらいなのか?で説明していますので参考にして準備を進めてください。

初盆は故人が初めて我が家に里帰りして過ごす時間です。

早めの準備で家族で故人を偲びましょう。

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